普段生活の中で、ボタンがほつれた場合などに、ボタンを付けたり
ほつれたボタンを付け直す場合があります。
私も子供が保育園の園服などもよくボタンがとれてしまうなんてたびたびありました。
ボタンにもイロイロ種類があり
普通の4つ穴ボタンや2つ穴ボタンなどは糸足を作る方法で縫います。
糸足は、ボタンをかけやすくするために
縫うときにボタンと生地の間に生地分のすきまを作ることで、
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ボタンつけの準備
ボタンつけの準備に用意するもの ボタンつけ糸・針・はさみ・ピンクッション
ボタン付け用の糸を用意します。
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家に糸があれば代用もできますが、
ボタン付け用の糸は、太く強い糸なので、しっかりボタンを付けることができます。
出来れば糸の色を合わせたり、また糸を目立つ色にしてポイントにしたりすることができます。
ボタンを付ける針
普通の縫い針を使います。あと針を通すのが苦手な場合はマジック針なども便利です。
*関連リンク*マジック針ってどんな針?使ってみました。
針に糸を通して2本どり(糸が2重になっている)にして、玉結びします。
*関連リンク*玉結びのやり方
4つ穴ボタンのつけ方
玉結びして布の裏から針を出し穴に通します。
布とボタンの間に布の厚さ分だけすきまをもたせます
縫い時は、少しボタンが浮いた状態で布とボタンに2ミリほどのすきまを作ります。
3回ほど穴に通し縫い付けます
同じようにボタンの穴を縫い付けていきます。
布とボタンの間に隙間があり縫った部分がよれてくるので
ボタンを少し引っ張ったり戻したりして調節しながら糸を安定させてください。
ボタンと布の隙間のところに糸を3周ほどしっかりまきつけます。
針を裏に出し玉止めします。これで完成です。
*関連リンク*玉止めやりかた
このボタンと布の隙間に、糸を3周ほど巻き付けると、糸足というものになります。
ボタンと布に隙間がないとボタンをかけた時に、洋服の厚みでボタンを
引っぱってしまいますが、この糸足があると綺麗にボタンを付ける事ができます。
2つ穴ボタンのつけ方
二つ穴ボタンも同じように縫います。(糸足を作ります)
糸足を作り3回ほど穴に通しぬいつけ糸を糸足に3周ほど巻きつけます。
裏に玉結びを作り完成。
足つきボタン縫い付け方
足つきボタンは糸足がいりません。
ボタン本体に布とボタンの隙間になる高さがあるからです。
糸を裏からだしてきて3回ほど穴に通ししっかり縫い付けます
裏に玉止めをしてとめます。
普通のボタンより簡単に足つきボタンは縫い付ける事ができます。
力ボタン (ちからぼたん)のつけ方
力ぼたんは裏から補強するためにつけるボタンです。表のボタンと一緒に縫います。
コートやジャケットなどに補強でついている場合が多いです。
裏側から縫い付ける部分に針を入れます。縫い付ける場所にチャコで印をつけておくと縫いやすいです
力ボタンをそのまま縫いつけて表に針を出します。
表にボタンを置き針を通します糸足を布の厚さほどとり裏側にひびかないように3回ずつ穴に通し縫い付けます。
3周ほどボタンに糸を巻きつけ玉止めし針を布にくぐらせ玉止めを目立たなくさせて完成。
ちからボタンを付けると、裏にもボタンで縫い付けているためしっかりボタンを縫い付けることができます。